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  • 2025.05.16
  • アニメ塾

遠すぎた夢を現実に。「新卒正社員アニメーター」福成花野さんの挑戦

狭き門であり、安定した働き方が難しいとされるアニメ業界。

そんななか、学生からプロへの道を歩み、新卒で正社員としてキャリアをスタートさせたのが、
福成花野さんです。
岡山で育った彼女は、どのようにして夢への扉を開いたのでしょうか。

入社式で代表の田原(写真左)と記念撮影する福成さん(右)


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覚悟を胸に、岡山から夢への挑戦

幼い頃からアニメと漫画は、福成さんにとって「当たり前にそこにあるもの」でした。
アニメ好きの叔父の影響で、自然と物語の世界に惹かれていったと言います。

はじめて絵を“動かした”のは中学生のとき。
『うごくメモ帳』(任天堂)を利用して、同級生と作品を作ったあの高揚感。
自然と「アニメーターになりたい」という夢が心に根を張りました。

しかし、岡山で育った福成さんにとって、アニメ業界は“遠い都会のもの”。
「夢を叶えるには上京しかない」。
そう覚悟を決め、東京都内の美大に進学し、グラフィックデザインを学びながら、一歩ずつ夢に近づいていきました。

転機が訪れたのは大学2年生。
『Animation Battle!!(アニバト!!)』で副賞を得て、主催のライスフィールドが運営する「アニメ塾」に無償で通えるチャンスを手にします。
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「でも、本当にオンラインで技術を磨けるの?」
そんな不安を抱えながら踏み出した第一歩でしたが、すぐに確信に変わりました。
アニメ塾は、努力すれば夢に届く場所だったのです。

 

🔳絵が上手いだけじゃ、プロになれない

学業とスキルアップの両軸で、努力を重ねた福成さん。
「オンラインだったからこそ、両立できた」と当時を振り返ります。

そんな彼女の頑張りを見て、代表の田原は声をかけました。
「プロに必要なのは、技術だけじゃない。対人スキルも学んでほしい」

その言葉どおり、福成さんは学生ながらクライアントとの打ち合わせやアフレコ現場にも立ち会う機会を得ます。
「学生」ではなく、「一人のクリエイター」として向き合ってくれる──。
その真剣さに、福成さんはライスフィールドの本気を感じたと言います。

 

🔳恩返しが新たな目標に

アニメ業界で正社員になれるチャンスはごくわずか。

そんななか、福成さんはライスフィールドへの就職を決意し、狭き門を突破しました。
「大切に育ててくれたライスフィールドに、作品づくりを通して恩返しをしたい」

――それが新たな目標です。
また、ライスフィールドにとっても、福成さんは初めて迎えた新卒正社員。
お互いが未来に賭けた挑戦でした。

最後に、福成さんはこう語ってくれました。

「上京しなければアニメーターになれない。
かつての私は、そう思い込んでいました。
でもアニメ塾には、地方にいながら本気で学び、夢に近づける環境が整っています。
同じ志を持つみなさんと、作品づくりができる日を楽しみにしています。

「新卒正社員アニメーター」も夢じゃない。
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執筆:両角晴香

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